こんにゃくを使ったお料理の紹介
こんにゃくと言えば、日本料理では度々登場する食材です。諸説ありますが、日本には縄文時代頃に伝わってきたとされて、江戸時代には多くの庶民によって食べられていた食材であります。江戸時代には現在のような板こんにゃくが主流になってきて、「蒟蒻百珍」という書籍が販売されるほど当時の庶民にとって身近で生活に欠かせない存在でした。
低カロリーで食物繊維も多く含まれているこんにゃくは、ダイエットなどに効果的として注目も集めています。おでんなどの食材としてもお馴染みですが、家庭料理ではこんにゃくを使ったレシピが数多くあります。
こんにゃくが使われている家庭料理には、「こんにゃくの甘辛煮」があります。醤油とみりん、お酒や砂糖を合わせて煮立たせた後、一口サイズのこんにゃくを10分程煮込みます。その後、更に鍋の中で5分程転がしながら煮込んでごまを散らせれば完成です。
お酒のお供にもぴったりな「牛すじ煮込み」も、おすすめです。お鍋にはにんじんとごぼう、そして下茹でした牛すじを入れて、その後水とお酒を加えて灰汁を取り40分程煮込みます。あらかじめ下茹でしたこんにゃくと調味料を加えて煮込み汁が半分程になれば、完成です。こんにゃくの甘辛煮よりは時間がかかりますが、更に半日程置いておくと美味しさが増してきます。お弁当のおかずなどにもなるので、ダイエットをされている方はお弁当に持っていくのも良いでしょう。
その他には「けんちん汁」などもおすすめなので、こんにゃくを使ってお料理をされたい場合はぜひ作ってみることをおすすめします。
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