こんにゃくの下ごしらえ
こんにゃくを使ったレシピはかなりたくさんあって、ネットなどで検索をすると数多くのレシピがヒットしますが、実はこんにゃくは下ごしらえなどのひと工夫が必要なのです。ここではこんにゃくの下ごしらえについて、方法をお話ししましょう。
こんにゃくは、買ってきたものをそのまま使うことは可能です。ですが、袋を開けるとわかりますが、こんにゃくには特有のにおいがついていますから、できればそれを取り除いておきたいです。さらに、こんにゃくは表面がつるつるしているので、味がしみこみにくいという難点があるので、それも下ごしらえの工夫がポイントです。
まず、こんにゃくは包丁で切らずに手でちぎるのが理想です。こうすると、こんにゃくの表面に溝ができて味がしみこみやすくなります。これは、こんにゃくを使う時の豆知識としても有効です。形を均一にしたいときにはスプーンを使うと便利ですし、手作り感も出ますからおすすめです。そして、塩もみをします。塩を使うことで特有のにおいを消すことができますし、そのままの状態で下茹でをするとさらに効果があります。茹でた状態のこんにゃくをしばらく放置すると水気を切ることができるので、料理にすぐに使えます。におい消しと灰汁抜きを同時に行っているわけです。
下ごしらえがすんだら、そのまま調理に使いましょう。甘辛く煮る、炒めるなどに味が入りやすくなりますし、口当たりもよくなります。油でいためるときにも、水気をしっかりと切っておくと、油跳ねもなく表面がパリッとするので美味しさもアップします。ちょっとした下ごしらえをするかしないかで、味が全然違ってくるので試してみてはいかがでしょうか。
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