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こんにゃくの豆知識! 主な栄養素であるこんにゃくマンナンの働きについて

こんにゃくは、こんにゃく芋からできています。こんにゃく芋はサトイモ科の植物で、主な栄養素はこんにゃくマンナンという食物繊維です。こんにゃくマンナンは、腸内フローラを整えることによって病気や体調不良を改善する働きがあります。腸内細菌叢や腸内フローラは、腸の中にある細菌群のことです。善玉菌だけでなく、悪玉菌も存在しており、腸内細菌の数はおよそ100兆個で、種類は100種類にも及びます。食生活や環境、年齢によって一人ひとりの腸内環境は違いますが、腸内フローラを整えることで健康な体づくりができるのです。

こんにゃくマンナンの活躍は多岐にわたり、病原菌を早く外へと排出したり、ビタミンの生成をサポートしたりします。また、免疫系に働きかけることによって、病気になりにくい体をつくるのです。

こんにゃくの豆知識としては、体の中をきれいにしてくれるということ。栄養素を摂取するのではなく、排出するために食べるものと昔から考えられていたのです。こんにゃくは、体の中にある余分なものや有害物質も体外へと排出します。ダイエット効果があるのはそのためです。大腸フローラが乱れると、便秘になったり、下痢になったりしますが、症状が重くなると大腸がんのリスクを増幅させます。

大腸がんは、大腸の内側にできたポリープの一部ががん細胞になるものと、正常な細胞ががん細胞に変化することで起きる病気です。こんにゃくマンナンには、腸の中に滞在する不純物を除去したり、排出を促したりする作用があるので、大腸がんの元になる大腸ポリープや大腸がんのリスクを低下させる働きがあります。

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