こんにゃくの種類と特徴
販売されているこんにゃくにはいろいろな種類があります。調理法などによって種類が分かれますが、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。
・板こんにゃく
一般的なこんにゃくです。製造する際に板で成形して固めたものです。様々な料理に合った使い方が出来ます。
・玉こんにゃく
型を使って成形しないで丸めて茹でたこんにゃくです。種類が豊富で、白こんにゃく、黒こんにゃくの他に海苔やゴマなどを加えたものもあります。煮物に使われることが多く、山形では玉こんにゃくの煮物が名物になっています。
・つきこんにゃく
板こんにゃくをところてんのように押し出したものです。他の食材と合わせやすく、切る手間も省け、味が早くなじみやすいという特徴があります。
・さしみこんにゃく
板こんにゃくを薄く切った形状のもので、他のこんにゃくよりも水分が多く、火を通さずにそのまま食べられます。酢醤油やわさび醤油、ポン酢などで食べたり、サラダやマリネ、あえ物にも使えます。
・糸こんにゃく
こんにゃくが固まってしまう前に細い穴に通しながらひものような形状に成形したものです。精粉から作るものは白く、滝のように見えることから「しらたき」とも呼ばれています。つきこんにゃく同様、味が染みやすいので、すき焼きなどに多く使われます。
・粒こんにゃく
小さな粒上にしたこんにゃくで、ご飯粒とほぼ同じ大きさなので、ダイエット中の方や血糖値が気になる方などはご飯と混ぜて炊くことでかさ増しができます。癖のない味とプチプチとした食感が特徴です。
料理によって使い分け出来るのがこんにゃくの良い所でしょう。
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