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こんにゃくはお腹のお掃除屋さん

こんにゃくにはどれくらいの栄養価があるのでしょうか。実はこんにゃくの成分は97%が水分で栄養価はあまり高いとは言えません。しかし、主成分にグルコマンナン(コンニャクマンナン)を含んでいることが特徴です。グルコマンナンは人の消化酵素では消化できない食物繊維で、消化されずに腸まで届くので老廃物や毒素を腸内で吸収し、体の外へと排出します。また、コレステロールも吸収して排出するので血糖値を下げる働きもあり、便秘の方や生活習慣病予備軍の方にうれしい効能のある成分なのです。

栄養価が高くなくとも、栄養成分としてみても炭水化物やビタミンなどがごくわずかしか含まれておらず、カロリーも100グラム当たり7Kcalしかありません。水分を体内で吸って膨らみますので満腹感を得られ、便通も良くなるので、ダイエット効果が期待できます。ただし、いくらローカロリーでお腹の中をきれいにしたり血糖値を下げる働きがあるとはいっても、食べ過ぎには注意が必要です。痙攣性便秘や神経過敏症の方や、腹部に炎症性の疾患がある方は食べ過ぎることにより便秘をこじらせてしまうこともあるので、注意しましょう。

つまり、何事もほどほどが1番ということでしょう。ダイエットでこんにゃくを食べるにしても、こんにゃくばかりでは場合によっては腸閉そくを起こす可能性もあるので、色々なものをバランスよく適量を摂取するのがいいでしょう。こんにゃくを食べれば甘いものを食べても大丈夫というわけではありません。こんにゃくはあくまでも満腹感を得られるお腹のお掃除屋さん、と考えておいた方がいいでしょう。

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