生芋からこんにゃくを作ってみよう!
こんにゃくは、サトイモ科のこんにゃく芋から作られます。こんにゃく芋の主な成分は、グルコマンナンという食物繊維で、水を加えると膨らんでのり状の液体に変化します。これに消石灰(水酸化カルシウム)を加えると固まります。
こんにゃくは私たちの食卓によく登場する食材のひとつですが、こんにゃく芋から作ったことがあるという人はなかなかいないのではないでしょうか。こんにゃく芋からこんにゃくを作ってみましょう。
用意するものは、こんにゃく芋、水、消石灰(水酸化カルシウム)です。
1. 生芋(300グラムくらい)をたわしでよく水洗いし、30分くらいたっぷりの湯で丸ごと茹でます。蒸し器で蒸しても大丈夫です。
2. 茹でた芋の皮をむき、水(だいたい芋の重さの4~5倍程度の量)を入れた鍋に芋をすりおろします。すりおろすのが大変だったらミキサーを使いましょう。すりおろし終わったら、1~2時間程度常温で置いておきます。
3. 消石灰(芋の重さの1%くらい)をぬるま湯50ccで溶きます。消石灰で手が荒れる人もいるので、ゴム手袋をして作業すると良いですね。ここで豆知識!消石灰を入れることでこんにゃくが固まって独特の歯ごたえが出るのです。
4. 3を2に加え、素早く一気にかき回します。ムラなくかき混ぜることがポイントです。
5. 型に入れて、30分ほどねかせます。
6. 固まったら、沸騰した鍋に入れて1~2時間ほど煮ます。こんにゃくが水から顔を出さないように気をつけます。空気に触れてしまうと、その部分が乾いて固くなってしまうからです。
7. 半日ほど流水でアク抜きをします。
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