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白滝とこんにゃくの違い

「こんにゃくとしらたきは何が違うの?」という質問を受けることがあります。実はこの二つ、どちらもこんにゃくですから、違うものではありません。ただ、色が若干違うので、何か違うものを混ぜているのでは?と思う人が多いのでしょう。こんにゃくとしらたき、豆知識として作り方や使い方を知っておくと便利です。

こんにゃくとしらたき、使っているこんにゃく芋は同じです。違っているのは最終工程での形を作る段階で、板こんにゃくは型に入れてそのままの形に茹で上げるのですが、しらたきはシャワーヘッドのような細い管に素材を通してその形のまま茹で上げます。しらたきと同じような形状のこんにゃくに、糸こんにゃくがありますが、糸こんにゃくの場合には、ところてんのように突き出す場合と、板こんにゃくを細く切る場合があります。地域によってはしらたきと糸こんにゃくを区別していないところもあります。板こんにゃくは作る段階で、芋を皮ごと使ったり海藻を混ぜたりするので、灰色がかった仕上がりになりますが、しらたきは、皮を取り除いて作るため色が白くなるのです。細く白いその形状が白糸の滝のようにみえることから、しらたきと呼ばれるようになりました。

こんにゃくは、厚みがあってしっかりしているので、おでんや煮物によくつかわれます。歯ごたえがいいという人も多いです。またしらたきは、その細さが味をしみこませやすいということで、こんにゃくと同じようにおでんや煮物に使われます。食べてみると味や食感が違うので、面白みを感じることでしょう。

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