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5月29日はこんにゃくの日?こんにゃくを食べる国は?

毎年5月29日はこんにゃくの日です。全国こんにゃく協同組合連合会と一般財団法人日本こんにゃく協会によって1989年に制定されました。由来は語呂合わせ。5(こ)ん2(に)ゃ9(く)というわけですね。また、5月はこんにゃくの種イモの植えつけ時期でもあります。さらに、こんにゃくは食物繊維が豊富でデトックス効果が高いので、本格的な夏を迎える前にこんにゃくを食べて体調を整えてほしいという思いもこめられているようです。

日本人の食卓に欠かせないこんにゃくですが、以前は日本、中国、台湾など一部のアジア諸国でしか食べられていませんでした。ですが、近年、欧米でも肥満対策としてしらたきをパスタの代用食にしたり、ローカロリーで食物繊維豊富なこんにゃくをダイエット食に摂り入れる動きがあります。和食ブームと重なり、欧米でもこんにゃくが一般的に食べられる時代がくるかもしれません。

こんにゃくは台湾ではそのまま「蒟蒻」(ジュールゥオ)ですが、中国では魔芋(モーユー)と呼ばれます。英語では「devil’s tongue」(デビルズタン)、悪魔の舌と呼ばれています。名前の由来はこんにゃくの花です。こんにゃくの花は、濃い茶色または濃い赤紫の巨大な花びら(仏炎苞)の中から、舌のように見える棒状の花序(かじょ)と呼ばれる部位が付きだしています。形状は水芭蕉の花のようです。そのおどろおどろしい見た目と、開花すると腐敗臭のような臭いがするために悪魔の舌という名前がついたそうです。

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