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こんにゃく芋の生産地は?

こんにゃく芋を生産している国はそれほど多くありません。現在のところ日本、中国、スリランカとミャンマーだけ。世界でもわずか4カ国でしか生産されていません。ところが、スリランカとミャンマーにこんにゃくを食べる習慣がありません。中国でも一部の地域でしかこんにゃくを食べないので、こんにゃくの消費が一番多いのは日本かもしれません。

こんにゃく芋は関税制度によって輸入が制限されています。ですから、日本で食べられているこんにゃくのほとんどは、日本産のこんにゃくを原料に使っています。国内でこんにゃく芋を最も多く生産しているのは群馬県です。全国のこんにゃく芋の約90%は群馬県で作られています。2位は栃木県、3位は茨城県。北関東がこんにゃく生産の中心地となっています。

こんにゃくをたくさん食べる、消費量1位は山形県。山形県では平安時代からこんにゃくが食べられていたと伝えられているほど、山形県民の食生活に深く根付いています。特に丸いこんにゃくを出汁と醤油で煮る玉こんにゃく、こんにゃくを使った芋煮は山形県民のソウルフード。消費量2位は秋田県、3位は岩手県となっています。生産は北関東、消費は東北が多いということですね。

ですが、全国的に見るとこんにゃくの生産が減っているのが現状です。1967年には131,000トン生産されていましたが、2004年には71,000トンにまで減少しています。ぜひ、美容や健康のためにこんにゃくを食べましょう。

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