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こんにゃくはどんな原料で作られているの?

こんにゃくはどのような原料が用いられているのか、ご存じでしょうか。主原料は「こんにゃく芋」です。このこんにゃく芋は収穫後傷みが早いため、安定した供給を目指すためには「こんにゃく精粉(せいこ)」の状態からこんにゃくが作られることが一般化しました。こんにゃくの歯ごたえを作るためには、水酸化カルシウムなどに代表される凝固剤が添加されています。水と水酸化カルシウム、こんにゃく精粉に含まれる成分が化学反応を起こしゲル化しますが、それを固めるために加熱が必要になります。

もちろん、こんにゃく生芋を使ったこんにゃくも同様で、使われる原材料はこんにゃく精粉を使って作られたこんにゃくと同じです。昨今では、生芋を使って作られるこんにゃくは珍しいものになりました。こんにゃく芋の生産地などで手に入るようです。

白いこんにゃくは、こんにゃく精粉と凝固剤、場合によっては酸化防止剤などの食品添加物が使われています。黒いこんにゃくの場合は、このほかに主にヒジキやアラメといった海藻が添加されており、思った以上にシンプルな原料だけで作られていることがわかります。

お店でこんにゃくを購入した時には、ぜひ成分表示や品質表示欄を見てみましょう。原材料名の項目を確認すると、どのような原材料がこんにゃくを作るのに使われているのかがわかります。こんにゃくの色によっても使われている原材料が異なります。比べてみるとおもしろいことが見つかるのではないでしょうか。

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