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5月29日は「こんにゃくの日」

「こんにゃくの日」という日があります。1989年に、全国こんにゃく協同組合連合会という団体が制定しました。5月29日の数字の語呂合わせから「こん(5)にゃ(2)く(9)」を連想させるというところで決まったそうです。こんにゃくのもととなる種芋の植え付けの時期が5月といったことも、こんにゃくの日につながるゆえんともされています。

こんにゃくの日を制定した全国こんにゃく協同組合連合会では、こんにゃくの日に「こんにゃくの効用や機能性を再認識できる日」、「健康に過ごせる日」という願いを託しています。東京の神田にある東京蒟蒻会館という建物内に、全国こんにゃく協同組合連合会に事務所があります。この団体は、こんにゃく製品の食品加工業者が集まって作られた製造業者団体です。

ちなみに、こんにゃく粉を作る精粉加工業者の集まりで作られる原料業者団体の全国蒟蒻原料協同組合と、こんにゃく芋の生産者団体の全国農業協同組合連合会麦類農産部という団体と三位一体となり、一般財団法人日本こんにゃく協会が設立されています。古くからあるこんにゃくの消費拡大などを目標として、こんにゃくにまつわるさまざまな情報を提供しています。

こんにゃくとひとえに言っても、いろいろな業界団体が存在しており、こんにゃくが消費者の手元にわたるまでのプロセスを支えています。単価も安く、普段の食生活にうれしい健康効果も期待できるので、毎日の食事にこんにゃくを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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