こんにゃくのあく抜きをする簡単な下処理方法
市販のこんにゃくの袋には、「あく抜き不要」と書かれたものと、何も書かれていないものが販売されています。あく抜きが必要ないこんにゃくは、加工の段階で既にあく抜きしたこんにゃく芋が使われているため、調理の際はそのまま使用することができます。
何も書かれていないこんにゃくも、そのまま食べることは可能です。しかし、こんにゃくはとてもあくが強く、生臭さもあります。あくと生臭さは調理後でも抜けないため、調理前にしっかりとあく抜きをすることが大切です。
あくはえぐ味や渋味、苦みなどがあり不快な味です。また、こんにゃくの原料となっているこんにゃく芋にも臭みの成分が含まれています。そして、加工段階で使用される凝固剤なども合わさることでえぐ味や生臭さの原因となります。これらを取り除くために、湯通しする必要があります。こんにゃくのあく抜きをする方法がいくつかありますが、熱湯にさっとくぐらせ、ざるなどを使って水気を切るだけで大丈夫です。湯通しすることであく抜きができ、こんにゃく特有の生臭さも取れます。そして、こんにゃくにハリが出てプルンとした食感でおいしくなります。
また、電子レンジを使用すると簡単にあく抜きができます。こんにゃくを食べやすい大きさに切り、耐熱容器にこんにゃくを浸す程度の水を入れます。こんにゃくが100g程度であれば、500Wで2分ほど加熱します。その後しばらく水にさらしておくだけで、あく抜き完了です。
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