冷凍こんにゃくの作り方・解凍方法は?どうやって使う?
もともと90%以上が水分というこんにゃくは、それ故に冷凍保存した後解凍すると水分が大量に抜けてスポンジのような状態になります。こんにゃく本来のプリプリとした食感を味わいたい人にはお勧めできませんが、冷凍こんにゃくは水分が抜けたことで身がギュッと固まり、お肉のような食感になるため、「低カロリーの肉料理を作りたい!」という人にとってはむしろ格好の食材と言えます。
こんにゃくを冷凍する際には下処理をしておきましょう。使いたい大きさに切っておくとその分冷凍速度が速まるので新鮮さを保ったまま冷凍できます。ただしこのためには予め解凍後の使い道を考えておかないといけませんね。ヘルシー肉料理として人気なのは、コロコロステーキ、唐揚げ、ミンチ替わりに使うのもお勧めです。切った後は味がしみ込みやすいように塩もみし、熱湯でゆでて灰汁抜きしましょう。
解凍の際には、ボウルに水を張って袋ごとこんにゃくを入れます。急ぎの場合はお湯に浸けても良いですが、電子レンジでの解凍はNG。水分がとんでこんにゃくがパサパサになってしまいます。解凍後は、手でこんにゃくをギュッと絞って中の水分を取り除きましょう。この中の水分にも灰汁が溜まっているため、このステップを怠ると灰汁が出てまずくなってしまいます。
あとは使いたい料理に使用するだけ。とは言えこんにゃくは食感こそ似ているものの本当のお肉と違って味が淡泊なので、調味料でしっかり味付けにするのがお勧め。ミンチ替わりに使用する際にも、100%こんにゃくだけだと物足りないので、本当のミンチ肉を少し混ぜると良いですよ。
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