こんにゃくのダイエット効果の豆知識! 低カロリーなことから海外でも人気?
こんにゃくのほとんどは水分でできています。主な栄養素は、グルコマンナンと呼ばれる食物繊維です。そのため、板こんにゃくであれば100g当たり5キロカロリー程度で、しらたきなら6キロカロリーほどです。こんにゃくはこんにゃく芋からできているので、糖質が高いのではと心配する方もいると思いますが、糖質もほとんどありません。
グルコマンナンには血糖値を抑える働きがあり、便秘解消にも効果があります。歯ごたえがあることや満腹感を得られることから、ダイエット食として人気が高いのです。
こんにゃくはおなかの砂下ろしと呼ばれることが豆知識です。食物繊維は水溶性と不溶性に区分されますが、こんにゃくに含まれている食物繊維は不溶性です。不溶性食物繊維は、腸の働きを活発にして便を外へと排出する働きがあります。そのことから、昔の日本人はこんにゃくを栄養として取り入れるというより、体の余分なものを外に出す意味合いで食べていたのです。
日本食は世界から注目を集めていますが、こんにゃくを食べる文化があるのは、日本人だけだということを知っていましたか。もともと中国や東南アジアの方から伝わってきた食べ物なのですが、中国では一定の地域だけにしか食べる習慣がありません。しかし、最近では、海外のセレブや美意識の高いモデルがこんにゃくに注目してるのです。アメリカではガーリックやソースなどの味がついたしらたきがスーパーで売られています。イタリアでは、しらたきパスタが定番です。
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