1. HOME
  2. ブログ
  3. こんにゃくの保湿成分

こんにゃくの保湿成分

5月29日は「こんにゃくの日」だということをご存知でしょうか。これはこんにゃくの種芋を5月に植え付けすることや、語呂合わせから来たものです。

1989年に、一般財団法人日本こんにゃく協会と、全国こんにゃく協同組合連合会により、「夏が来る前にこんにゃくを食べて健康になってもらおう」と制定されました。最近では、健康になるだけでなく、保湿成分にも注目が集まっています。

こんにゃく芋をすり下ろして作る「生芋こんにゃく」に含まれる「こんにゃくセラミド」を摂取することで、保湿力が高まることが知られています。これまで、こんにゃくを作る工程で捨てられていた「飛び粉」に、美肌に欠かせないセラミドが多く含まれていることがわかったのです。人間の肌は表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっていますが、その表皮の最も外側にある角層が肌を守る最前線です。こんにゃくセラミドに含まれる保湿成分はこの角質のバリア機能を維持してくれるのです。こんにゃくではなく、「生芋こんにゃく」に含まれている成分なので、「生芋こんにゃく」と表示された製品や、パッケージの成分表に「こんにゃく粉」ではなく「こんにゃく芋」と表示されているものを選ぶといいでしょう。

セラミドの経口摂取はアルツハイマーにも効果が期待できるといわています。腸をきれいにしてくれるだけでなく、美肌にも、アルツハイマーにもいいとなれば、こんにゃくの日でなくともこんにゃくを食べたくなるのではないでしょうか。調理法も簡単なこんにゃく、ぜひ召し上がってみてください。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事