賞味期限切れのこんにゃくは食べられる?正しい保存方法は?
食物繊維の宝庫こんにゃく。ダイエットフードとしても人気が高まっていますが、賞味期限はどのくらいなのか気になります。実は、こんにゃくは驚くほど賞味期限が長い食べ物です。賞味期限は30から90日が目安ですが、賞味期限とはあくまでも美味しく食べられる期間のことです。実際のところ、未開封で保存状態さえよければ賞味期限を半年、いえ1年くらい過ぎても食べることができます。ただし、少々固くはなりますが。
こんにゃくが長持ちするのは防腐剤のせいではありません。驚くことに防腐剤は一切入っていません。秘密はこんにゃくの袋の中に入っている水にあります。こんにゃくはアルカリ性の食品なので、パックに入っている水はアルカリ水です。アルカリ水には殺菌効果があるので、防腐剤を入れなくても日持ちするのです。
未開封のこんにゃくは、冷蔵庫または冷暗所で保管しましょう。もし、開封してしまったら、こんにゃくの袋に入っていたアルカリ水を捨てずに取っておきましょう。アルカリ水につけた状態で保存容器、または保存袋に入れて冷蔵庫で保存してください。開封後でも冷蔵庫に入れて置けば1週間から1ヵ月程度は日持ちしますが、食感が悪くなるので早めに食べたほうがよいでしょう。
ただし、触った時にぬめりがある、形が崩れドロドロしている、または異臭がしているこんにゃくは腐っているので食べずに処分してください。長期保存したい場合は、冷凍保存もできます。
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