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ご家庭で出来る凍みこんにゃくの作り方

凍みこんにゃくとは、江戸時代後期に考案された保存食品で、冷凍と乾燥を20日間繰り返すことで出来あがる乾燥したこんにゃくのことです。保存環境が良ければ50年も保存が可能と言われています。伝統的な製法を守り続ける活動によって生産はされていますが、生産者の高齢化もあり、跡継ぎ問題が深刻となっているのが現状です。

この凍みこんにゃくですが、ご家庭でも再現することが出来ます。食べやすいサイズにカットしたこんにゃくを、保存容器に並べて冷凍し、調理前に解凍して水気を取り除けば出来上がりです。こんにゃくは、成分の約9割が水分です。凍みこんにゃくは、この水分を取り除くことでプリプリした見た目からスポンジ状になり、味が染み込みやすくなります。乾燥している為、触感も変化し、お肉の様な味わいを楽しむことが出来るのです。こんにゃく独特の臭いが気になるという場合は、冷凍前にアク抜きをしておくと臭いも取れるので食べやすくなります。しかし、長期間冷凍しておくと、触感や味が落ちてしまいますので、食べる前日に冷凍しておきましょう。

こんにゃくは様々なレシピが考案されていますが、凍みこんにゃくも同様に考案されています。しかし、触感がこんにゃくと異なり、お肉の様な触感から代替品としてのレシピが多く、唐揚げや、野菜と合わせた炒め物、さらにステーキ風などです。触感はお肉の様ですが、カロリー摂取量は抑えられる為、ダイエット食品としても注目されています。

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