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こんにゃくは「おなかのお掃除」役

こんにゃくは「体の砂払い」といわれてきました。人間は砂を食べる生き物ではありませんので、ここで言われる「砂」は「老廃物」に置き換えるとわかりやすいのではないでしょうか。今ではわかりやすく「こんにゃくはおなかのお掃除役」などといわれることがありますね。

私たちの体では常に新陳代謝が行われており、細胞の入れ替えなどのメカニズムが備わっています。目で見てわかる新陳代謝は、排せつ物や皮膚の垢に当たります。これらは死んだ体の細胞や栄養分を吸収した食べ物の残りかすなどが含まれています。皮膚も約28周期で新しい皮膚に入れ替わっています。

こんにゃくはグルコマンナンという食物繊維が含まれています。グルコマンナンは水溶性の食物繊維ですが、人の消化酵素では消化されない性質を持っています。食べ物の多くは胃で消化されますが、グルコマンナンは消化されずに腸まで届きます。グルコマンナンは水分を含んで膨らみ、腸を刺激していきます。これによって腸のぜん動運動が活発化されるので、排便が促されるのです。それと同時に水分を含んだグルコマンナンも排せつされるので、弁そのものも柔らかくなっています。

腸内のお掃除が進めば、腸内環境を高めてくれる善玉菌も増えやすくなり、体の健康効果が実感できるようになるメリットも生まれます。整腸作用だけではなく生活習慣病の予防や体質改善に一役買ってくれるので、毎日の食生活に積極的にこんにゃくを取り入れていきましょう。

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